髪によいシャンプーって?
ひと言でおすすめといっても、値段を重視するか内容を重視するかで選び方も変わってくるのですが、今回は髪によいシャンプーの基本として覚えておいて欲しい“成分”で見る選び方をお伝えします。

シャンプーやトリートメントをはじめとする化粧品は、使用しているすべての成分を表示するよう、薬事法という法律で義務づけられています。
大体はパッケージの裏面に記載されていることが多いので、一度使っているシャンプーやトリートメントを裏返して見てみましょう。
成分は、含まれている量の多い順に表示されています。
シャンプーは、基本的に水分が一番多く含まれるので、一番最初が水ではじまっているのはそのためなのです。
さて、シャンプーの成分の見方ですが、そもそもシャンプーの良し悪しをもっとも左右しているのは、シャンプーの洗浄成分である“界面活性剤”。
界面活性剤は、たいていの場合、水の次に表示されている成分になります。
成分表示で全てが分かるわけではありませんが、参考にはなります。
髪によいもの、あまりよくないものを覚えておけば、シャンプーを選ぶときに判断する基準となりますよ。

例えば、パッケージの裏の全成分表示を見たときに、●●ベタイン、ココアンホ●●、ココイル●●、ラウロイル●●などの成分が含まれているもの。
これらの成分が主成分になっているものを、アミノ酸系や、ベタイン系、両性系のシャンプーと言います。
成分表示は含まれる割合が高いものほど前に表示されているので、こういった成分が前のほうにあるものがよいです。
美容室で販売しているシャンプーは、このタイプのものが主流。
これらのシャンプーは優しい洗浄力で、髪の汚れは落としても、必要以上に髪の成分を流出させません。
また、汚れを落としながら、髪の栄養となるたんぱく質の成分を髪にくっつける効果があるので、洗浄と一緒に傷んだ髪を修復することができます。
実はよいシャンプーは、泡立てて放置すれば、栄養補給もできるのです。
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